歯の病気は基本的には細菌による感染症がほとんどですが、本当に問題なのは現代人の生活習慣であると思います。一般に年齢を重ねれば病気を1つや2つ持っていても当たり前なんじゃないかと考えると思いますが、管理さえ行き届けば病気を治療して快適な生活を過ごすことができるのではと考えます。入れ歯というのは知っている人は多いと思いますが、インプラントという歯の治療方法を聞いたことがある人はまだまだ少ないのではないでしょうか。

インプラントとは人工歯根療法とも呼ばれていて、歯の抜けた部分の顎の骨にインプラントと呼ばれる人工歯根を入れて支柱とし、その上に支台部と人工の歯を固定する治療の仕方です。インプラントは生体との親和性が高いチタンという金属で造られています。

チタンは長年の基礎的、臨床的研究からインプラントの材料として最も適していて、なおかつ安全であり、また顎の骨と結合することが確認されています。インプラントと顎の骨がしっかりと結合すれば、その上には丈夫で安定した歯を作ることができるのです

インプラントの種類

リプレイス セレクト インプラント
リプレイス セレクトインプラントは、インプラント専門のお医者さんではよく知られているブローネマルクシステムで有名な会社になります。このブローネマルクインプラントの世界的成功していますが、その実績に満足することなく、改良に改良を重ね開発されたのが、このリプレイス セレクトインプラントです。特徴はブローネマルクと同じく、スクリュータイプのインプラントになってますが、ブローネマルクインプラントよりもコンパクトにできています。顎骨の大きな西洋人にはブローネマルクインプラントは適しているといえますが、顎骨の小さな日本人には、症例が限られ、なかなか困難な点もありました。しかしながら、リプレイス セレクト インプラントなら、さまざまな人に適応できます。また、先細り形態になっているため、インプラントを埋入する場所も、適したところにできると思います。
 


エンドポアインプラント
適応範囲が広いのがエンドポアインプラントになり、最大の特徴だといえます。
エンドポアインプラントは、表面にポーラスコーティングを使用することにより、一般的なスクリュータイプの約3倍の表面積を持たせてあります。そのために、短くても従来型のインプラントよりも、骨と接する面積が大きいため、維持力は勝るとも劣りません。
 したがって、従来型のインプラントよりもずっと短くすることが可能になります。
 短いものを入れるということは、患者様の手術の際の負担を軽減することにもなります。



SPIインプラント
日本では新しいインプラントシステムのひとつになります。純チタン製で、セルフタッピング式、インナーヘックスのスクリューインプラントです。特徴は、初期固定に優れていて、自らの骨と結合がしやすいことと、インプラント本体とアバットメントの接合部が数ミクロンの違いしかないことです。数ミクロンの違いしかないことは非常に大事で、これまでは2回法のインプラントシステムの場合だと、アバットメントをトルクレンチでネジを締め付け、そこにセメント合着にて人工の歯を取り付けていました。その接合部の適合が悪いと、長年の咬合力により、次第にネジの緩みが生じることがありました。。
 欠点としては他のメーカーのものと比べ、システム化がされていないので、これから注目されるインプラントになってくるでしょう