インプラントは歯に似せて造っていますが、形や位置、周囲の歯肉形態はざまざまです。いくら治療を行ったとしても、必ずしも元あった歯を完全に復元しているわけではないのです。

インプラント治療を行う直前の歯肉の状態により、不自然で磨きにくい状態にならざるえをえない場合が多いものです。虫歯ができやすい場所というのはあります。歯の溝や歯と歯がくっついている部分など、ブラッシングで歯垢がとりにくい部分です。それは同様にインプラントの磨き方にもいえます。

インプラントの磨き方で歯ブラシを当てる場所は、その形態を自分自身でよく知っておく必要があります。また、インプラント周囲の歯肉乳頭という歯冠を埋める歯肉を潰さないように慎重にしなければなりません。

現代人の食べ物は一般に洋食文化が広がっていて柔らかくなってきていて、砂糖を使用していることが多いので、これを餌に口の中の細菌が歯垢を形成して、虫歯や歯周病になりやすい環境にするわけです。
このことから、予防のためにはしっかりと歯磨きすることが重要になってきます。いろいろな手段と道具を使用して歯についた歯垢を除去し、口の中の健康を回復および維持することが必要になってきます。


こうしたように、ブラッシングで歯垢を取り除いて口内の健康管理を行うことをプラークコントロールといいます。

歯周病の原因というのは、喫煙やストレス、歯ぎしり等によるものです。


喫煙
タバコが歯周病に及ぼす害の正確なメカニズムは必ずしも明らかではありませんが、タバコに含まれているニコチンは菌に歯垢を付着させやすく、血液の循環を悪くして免疫機能を低下させます。

ストレス
精神的・肉体的に唾液の性状を変えたり、身体の免疫力を低下させたりすることがあります。

歯ぎしり
歯および歯周組織に不適切な力が加わるということです。

わたしたちが普段入れ歯というときには総入れ歯を思い浮かべると思います。しかしながら入れ歯にも総入れ歯(歯が一本もない人に入れる)と、部分入れ歯 (歯が残っている人に入れる)とに区別されます。総入れ歯についてはあらかじめ形態が決まっていて、総入れ歯については、現在は粘膜と接する部分に生体シリコンを使用した柔らかい入れ歯というものもできできました。


普通に考えれば、粘膜の上に固いプラスチックがのれば場合によってはしょっちゅう歯肉を傷める可能性もありますよね。 この生体シリコンは人工血管などとして使われていて、人体になじみ易く耐久性にも非常に優れています。