インプラント手術では、レジン(歯科材料のプラスチック)でガイドプレートと呼ばれるマウスピースのようなものを造ります。これには、インプラントを埋入しようとする位置と方向に、長さ10mmの金属ワイヤーが埋め込まれています。これを自分の口に装着した時点状態で大きなX線写真を撮影します。

写真をもとに、ガイドプレートの方向が正しいかどうかを判断します。方向が悪く、仮に骨の中で隣の歯にぶつかってしまいそうなときは方向を変えてもう一度撮影してみます。基本的な考え方としては、歯1本の欠損をインプラント1本で置き換えると考えてもらってかまいません。


奥歯は大きいので、直径5mm以上のできるだけ太いインプラント本体を選択したいものです。ところが骨の幅が狭くなっていることが多くあまり太いインプラントでは頬側の骨からはみ出してしまうことがあります。

これを回避する方法としては骨の幅・質と患者さんの考え方によって異なってきます。3つの方法とは1、GBRや骨移植を行ってから太めのインプラントを使う場合2、既存の骨の幅の範囲内で細めのインプラントを使う場合3、最も細いインプラントを2本使う場合。しかしながらこれは不可能な方が多いのが現状です。

歯垢の中の細菌は、唾液の中のカルシウム成分と混ざり歯石をつくっていきます。目の非常にこまかい、小さな空洞のある軽石状のものが歯石です。歯石には栄養分が含まれているため細菌にとっては好都合の場所になります。


歯は、表面が軽石状になっているために歯垢や食べカスが溜まりやすくなっています。軽石状とはいえ、歯石は、ダイヤモンド、オパールの次といわれるくらい硬い性質のものです。そして古くればなるほど、次から次へ硬くなっていきます。
歯垢は、ねばねばしていて歯にしっかりと付着して、うがいや口を注ぐ程度では到底除去することはできません。したがって、歯ブラシでこすって取る必要がでてきます。


現代人の食べ物は一般に洋食文化が広がっていて柔らかくなってきていて、砂糖を使用していることが多いので、これを餌に口の中の細菌が歯垢を形成して、虫歯や歯周病になりやすい環境にするわけです。
このことから、予防のためにはしっかりと歯磨きすることが重要になってきます。いろいろな手段と道具を使用して歯についた歯垢を除去し、口の中の健康を回復および維持することが必要になってきます。