インプラントは歯に似せて造っていますが、形や位置、周囲の歯肉形態はざまざまです。いくら治療を行ったとしても、必ずしも元あった歯を完全に復元しているわけではないのです。

インプラント治療を行う直前の歯肉の状態により、不自然で磨きにくい状態にならざるえをえない場合が多いものです。虫歯ができやすい場所というのはあります。歯の溝や歯と歯がくっついている部分など、ブラッシングで歯垢がとりにくい部分です。それは同様にインプラントの磨き方にもいえます。

インプラントの磨き方で歯ブラシを当てる場所は、その形態を自分自身でよく知っておく必要があります。また、インプラント周囲の歯肉乳頭という歯冠を埋める歯肉を潰さないように慎重にしなければなりません。

インプラントのオーダーメイドの人工歯ですが、インプラントが日本で本格的に利用されるようになったのは1980年代の頃になります。インプラントが実用化されるきっかけとなったのが、人工歯根の素材「チタン」の加工技術が進歩したのにほかなりません。


失った歯の代わりに人工に歯を埋めるという発想は、以前から存在していました。チタンは金属ですが、身体との馴染みがよく、一般的に身体の中に金属を入れると溶けて拒絶反応を起こすというようなことはありません。しかも噛む力に耐えれるけの強度ももっています。

ブリッジは、義歯を入れるために両側の健康的な歯を削らなければなりません。部分入れ歯は削らなくて済みますが、支えになる歯への負担が大きくて歯周病になる可能性もあります。インプラントは怪我や虫歯で欠落してしまった歯をブリッジを使用せずにカバーすることができます。一番奥の歯を失うと引っ掛ける歯がないので、一本でもブリッジではなく部分入れ歯の選択になりますが、部分入れ歯を入れても安定はしません。


歯根をもつインプラントだからこそ自然歯と同じような実感が得られるということになります。ただ、インプラント治療を行う前に注意していただきたいのが、歯周病・糖尿病・タバコになってきます。このようなことで成功率が下がる傾向がありますので注意して事前にお医者さんの声を聞いたほうが懸命になります。


たとえば、タバコはなぜ駄目かというと、タバコの煙は歯肉に当たりますので、そこでの障害は大きなものになります。タバコの煙には多くの有害物質が含まれています。タバコはからだ全体に免疫力の低下を引き起こしますので、歯肉と骨にも大きな影響がでます。