インプラントの周囲炎は、歯周病と同じような状態になるのが特徴です。
初期段階では、ほとんどが自覚症状がなく、インプラントの周囲の歯茎が腫れたり、出血や膿がでるといったことが起こってきます。

進行してくると、インプラントの周囲の骨吸収が進むとインプラントの動揺がはじまります。 状態によっては痛みもでてきます。

また、プラーク細菌が関与したインプラントの周囲炎では、天然歯に認められる歯周炎とは異なった組織破壊像を呈していました。天然歯の歯周炎で認められる歯周ポケットの形成はインプラントの周囲炎ではあまり認められていません。一方、インプラント周囲組織における炎症性細胞浸潤の著しい部位は、フィックスチャーとアバットメントの接合部を中心として認められました。

上記でも書いたようにインプラントの周囲炎は相当悪化していたとしても、歯のようにグラグラしたりすることはありません。

インプラントは、入れ歯の痛みや不便さから解放するためだけに存在するのではありません。残った歯を長持ちさせて、予防歯科に貢献し、金属アレルギーのリスクを減らし、アンチエイジング(抗加齢治療)にもつながるという、良い点もあります。入れ歯では食べることや話すことが少し困難だったことも、インプラント治療によって自分の歯と同じような感覚を取り戻すことができます。

インプラントは、
・フィクスチャー
・アバットメント
・上部構造

の3つの部品から構成されています。それぞれは互いにネジで連結されますて、フィクスチャーはあごの骨と結合して歯根の役目を果たすチタン製の部品で、ネジのような形をしています。

口の中に存在する細菌は約300を超えているくらいの種類が共存している状態になります。歯というのは上下左右に通常28本あります。成人になってくると親知らずが生えてくるのですがここでは親知らずはのけた28本にしておきます。



歯というのは歯冠部が大きく、歯根部は細くなっています。そして歯と歯肉の境目はくびれていますので、歯垢がたまりやすくなっています。正しい歯磨きの基本は、歯肉を傷つけないところにあります。歯ブラシは濡らさないようにして歯磨きを探します。歯ブラシを濡らしてしまいますと歯磨剤があっという間に泡だってしまいます。